1次元地盤地震応答解析 SHAKE−Lite

SHAKE-Lite Version1.1

はじめに

1次元応答解析プログラム(SHAKE-Lite)は、Schnabel et al1) が開発した「1次元重複反射応答解析プログラム」を元に入出力機能を付加して、使いやすくしたもので、「軽快(Light)なツール」という意味で、SHAKE-Liteと名付けました。 SHAKE-Liteは、保存ファイルの呼び出しから、解析内容の設定、地盤条件や入力波の設定など、それぞれの入力項目に際し、入力済み等の確認が順追ってできるよう、使い易さを追及したツールであります。さらにSampleデータを充実し、通常使用される定数がDefaultで設定されています。しかし、Liteと言っても市販のSHAKEと機能的に劣るものは全くありません。ただし、液状化の判定などのオプション機能は現段階では未だ付加されていません。このほか、杭の応答変位法計算にあたって、解析後の地盤定数を使い易いように出力を工夫しています。

概要

SHAKEに入力する定数は、Vs(もしくは地盤剛性率)、単位体積重量、そして地盤の減衰定数です。さらに、強震時には等価線形解析が必要であり、 ひずみ依存曲線すなわちG/Go、h〜γ曲線が必要となります。これらの定数の中で、VsとG/Go、h〜γ曲線の選択が最も重要です。 なお、VsはPS検層結果から入力されることを前提に、あえてN値からの換算式等を掲載していません。また、ひずみ依存曲線は自然地盤から採取した試料をもとに、 各層に適用する必要があります。このSHAKE-Liteには、参考までにG/Go、h〜γ曲線に構造関係技術基準解説書2)の粘土・砂の2種類のカーブがオプションで付いています。 しかし、このカーブを特別に推奨しているわけではありません。ひずみ依存曲線がどうしても入手できない、或いは事前の解析で目安を決めたいというときに 使用されることを前提としています。Vsと同様、参考カーブと自然地盤のカーブとでは、地表の応答に大きく影響を及ぼしますので、これ以上のオプションは 設定していません。本プログラムの利用にあたっては、SHAKEの長所・短所を十分に理解して定数を設定されることを希望します。

特 徴

  1. 入力に関する手順が分かり易い。どの項目を入力したか、次に何を入力したらよいかがよく分かる。 また、サンプルデータが充実している。
  2. 地盤のひずみ依存曲線について、基準解説書2)のカーブが参考までにオプションで付いている。
  3. 杭の応答変位法計算に対応するため、地盤の相対変位と最終イテレーション時の等価剛性から地盤変形係数を同時に出力できる機能が付加されています。 また、各定数の最大値は、それぞれの地層の時刻歴最大値を示したもので、例えば加速度と相対変位の最大値を示す時刻が同じとは限りません。 それぞれの最大値を出力したうえで、最大ひずみを記録した時刻における地盤剛性、相対変位が算出されるので、そのまま応答変位法に使用できます。

【参考文献】

  1. Schnabel, P. B., Lysmer, J. and Seed, H. B.: SHAKE A computer program for earthquake response analysis of horizontally layered sites, Report No. EERC75-30, University of California, Berkeley, 1975.
  2. 建築物の構造関係技術基準解説書編集委員会編(国土交通省ほか監修):2007年度版 建築物の構造関係技術基準解説書、pp.442-444,2007.

プログラムの保守範囲

解析内容に関しての技術的なサポートは行っておりません。ご了解の上でご使用ください。 プログラムの保守は、購入後1年間とし、保守内容は以下の項目とします。

価格・適用機種

価格表
製品名価格(消費税抜)
SHAKE-Lite Ver.1.1 ¥300,000

価格は税抜価格です。別途消費税がかかります。
※価格は予告なしに変更する場合があります。購入時にご確認をお願いします。


製作:ソフトウェア研究会
印刷用 

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